「英語をやり直したいけれど、何から始めればいいの?」と迷っていませんか。
参考書を買ってみたものの、最初の数ページで手が止まってしまった方も多いですよね。
学校で6年間も習ったはずなのに、いざ外国の方を前にすると言葉が出てこない。
そんな経験があると、どこから手をつければいいのか分からなくなるものです。
そこでこの記事では、大人のやり直し英語は何から始めるべきか、中学英語から「話せる」までの順番についてまとめます。
この記事でわかること
- 学校文法を復習しても英語が話せるようにならない理由
- 大人のやり直し英語は何から始めるべきか
- 中学英語から「話せる」までの4つのステップ
- 1日の学習時間の目安と無理なく続けるコツ
それでは詳しく見ていきましょう。
なぜ学校文法を復習しても英語が話せないのでしょうか?
結論からお伝えすると、学校文法の復習だけでは「話せる」ようにはなりません。
学校で習った文法は、英語を「読んで訳す」ために組み立てられた知識だからです。
中学や高校の授業を思い出してみてください。
英文を日本語に訳す、穴埋め問題を解く、単語テストで日本語の意味を書く。
こうした練習の積み重ねで、私たちは英語を「日本語に変換するもの」として覚えてきました。
ところが会話では、その変換をしている時間がありません。
頭の中で日本語の文を作り、英語に訳し、語順を並べ替えているうちに、相手の話は次へ進んでしまいますよね。
例えば on という前置詞を「〜の上に」と覚えている方は多いでしょう。
しかし turn on the light(電気をつける)には「上」の意味がどこにもありません。
訳で覚えた知識は、こうした場面でぴたりと止まってしまうのです。
単語も文法も知っているのに使えない、というもどかしさの正体はここにあります。
セブンシーズの受講生Sさんも、中学の授業でトラウマ級のつらい経験をされた一人でした。
外国人旅行者を助けられなかったことをきっかけに学び直し、日本語と英語の成り立ちの違いに気づいてから、英語がぐっと身近になったそうです。
「文法が苦手だから話せない」と思い込んでいる方は多いですが、実は苦手なのではなく、覚え方が「話す用」になっていなかっただけなのですね。
では、大人がやり直し英語を始めるなら、具体的に何から手をつければよいのでしょうか。
次の見出しで見ていきます。
大人のやり直し英語は何から始めればいいのでしょうか?
大人のやり直し英語は、中学英語の範囲を「イメージ」と「語順」から学び直すことから始めるのがおすすめです。
日常会話に必要な文法は、実は中学英語でほとんど揃っています。
be動詞と一般動詞、現在・過去・未来の時制、can や will などの助動詞、前置詞、そして疑問文の作り方です。
高校で習う複雑な構文がなくても、旅行や日常の会話は十分に成り立ちますよ。
ただし、学び直すときの「入り口」が大切です。
中学の教科書をもう一度訳しながら読むのではなく、単語ひとつひとつが持つイメージをつかみ、英語の語順で考える練習に切り替えましょう。
先ほどの on で言えば、「〜の上に」ではなく「ぴたっと接している」というイメージで捉えます。
すると、壁に掛かった絵が on the wall なのも、電気のスイッチが on と off なのも、同じ感覚で理解できますね。
語順については、「誰が・どうする・何を」という順番を体に染み込ませることが第一歩です。
日本語は「私は・コーヒーを・飲む」ですが、英語は I drink coffee. と動詞が先に来ます。
この順番に慣れると、日本語から訳さなくても文が組み立てられるようになっていきます。
受講生のMさんは「onは上じゃないの?だから電気のスイッチはオンオフなのね」と、一つひとつ納得しながら進められたそうです。
納得して覚えた知識は、会話の中でもすっと出てくるものなのですね。
分厚い単語帳や文法書から始める必要はありません。
まずは中学英語の範囲を、話すための形で学び直してみてください。
次は、その学び直しをどんな順番で進めると「話せる」までたどり着けるのかをご紹介します。
中学英語から「話せる」までの順番はどう進めればいいのでしょうか?
「話せる」までの順番は、大きく分けて4つのステップで考えると迷いません。
語順の型に慣れる、単語をイメージで増やす、声に出して覚える、実際に使う場面を作る、という流れです。
短い文で英語の語順に慣れる
最初は、主語と動詞だけの短い文から始めます。
I get up.(起きる)、I go to work.(仕事に行く)のように、自分の一日を英語の語順で言ってみるのです。
長い文を作る必要はありません。
「誰が・どうする」の順番が自然に出てくるまで、短い文を繰り返すことが近道ですよ。
単語をイメージとセットで増やす
語順に慣れてきたら、単語を増やしていきます。
このとき、日本語の訳ではなく「どんな場面で使うか」「どんなイメージか」とセットで覚えましょう。
例えば get は「手に入れる」と訳すより、「何かが自分のところにやって来る」という動きで捉えます。
すると get a cold(風邪をひく)も get home(家に着く)も、同じ感覚でつながりますね。
声に出して発音と一緒に覚える
黙読だけでは、会話のときに口が動きません。
覚えた文は必ず声に出し、できれば発音も一緒に直していきましょう。
大人になってからでも発音は変わります。
自分の声で英語を言えた経験が増えるほど、「話せる」という自信につながっていきますよ。
実際に使う場面を定期的に作る
最後に、覚えた英語を実際に使う場を持ちましょう。
相手がいて、質問され、答えるという経験がなければ、知識は会話に変わりません。
フリートーク中心のレッスンで、何を言えばいいか分からず沈黙してしまった経験がある方もいるでしょう。
自分が学んだ範囲の中で、少しずつ使う場面を増やしていくのが安心ですね。
ここまで来ると気になるのが、「毎日どのくらい勉強すればいいのか」という点ではないでしょうか。
次の見出しで目安をお伝えします。
1日の学習時間はどのくらいが目安でしょうか?
大人のやり直し英語で大切なのは、1日の長さよりも「毎日少しでも英語に触れること」です。
仕事や家庭がある大人は、まとまった時間を取るのが難しいですよね。
週末に3時間やって平日は何もしないよりも、短くても毎日続けるほうが、英語の語順や音が体に残りやすいと言われています。
例えば、1日15分から20分を目安にしてみてはいかがでしょうか。
朝の10分で短い文を音読し、通勤や家事の合間の5分で前日の文を思い出す。
寝る前の5分で、今日あった出来事を英語の語順で一文だけ言ってみる。
これだけでも、1週間で2時間近くの学習になりますよ。
さらに、週に1回ほどはレッスンなどで「実際に話す時間」を確保できると理想的です。
自分で学んだ内容を使ってみて、通じたかどうかを確かめる場があると、次の1週間の学習に張り合いが出ます。
期間の目安としては、例えば3か月を一区切りにして、自分の一日や週末の予定を英語で説明できることを目標にすると分かりやすいでしょう。
「ペラペラになる」という大きな目標よりも、小さな到達点を積み重ねるほうが続けやすいものです。
時間が取れない日があっても、自分を責める必要はありません。
翌日にまた短い文を一つ声に出せば、それで十分に続いていますよ。
大切なのは「完璧にやる日」を作ることではなく、「ゼロの日」をなるべく減らすことです。
この考え方なら、忙しい社会人や子育て中の方でも無理なく続けられるでしょう。
それでは最後に、この記事の内容を振り返っておきましょう。
まとめ
今回は、大人のやり直し英語は何から始めるべきか、中学英語から「話せる」までの順番についてまとめました。
この記事の要点
- 学校文法は「訳すための知識」なので、復習だけでは話せるようにならない
- 大人のやり直し英語は、中学英語をイメージと語順から学び直すことが出発点
- 語順に慣れる→単語をイメージで増やす→声に出す→使う場面を作る、の順で毎日少しずつ続ける
「何から始めればいいか分からない」という段階は、裏を返せば、これから一番伸びる場所にいるということでもあります。
学校英語でつまずいた方向けに、日本人講師がマンツーマンで教えるオンラインで完結やり直し英語の体験レッスンも行っています。
自分に合った始め方を一緒に見つけたい方は、お気軽にお問い合わせください。



