大人になってから発音矯正をしても、本当に効果があるのか気になっていませんか?
「子どものころから英語に触れていないと発音は無理」と聞くと、今さら始めても遅いと感じてしまいますよね。
けれど実際には、大人だからこそ発音が変わる理由があるのです。
そこでこの記事では、大人の発音矯正の効果と、発音が変わる理由、自宅でできる練習法についてまとめます。
この記事でわかること
- 大人でも発音が変わる理由
- 発音が良くなるとリスニングまで変わる仕組み
- 恥ずかしくて話せない人ほど効果を感じやすい理由
- 自宅で今日からできる発音練習法
それでは詳しく見ていきましょう。
大人の発音矯正は本当に効果があるのでしょうか?
結論から言うと、大人の発音矯正は効果があります。
理由はシンプルで、大人は「口の形」と「舌の位置」を理屈で理解できるからです。
子どもは耳で聞いた音をまねして発音を覚えます。
一方、大人は「rは舌をどこにも付けずに奥へ引く」「thは舌先を軽く歯に当てる」という説明を理解し、鏡を見ながら再現できますね。
つまり、感覚ではなく理屈で発音を組み立てられるのが大人の強みなのです。
これまで発音が直らなかったのは、才能や年齢のせいではありません。
「どう口を動かせばその音が出るのか」を、誰にも教わってこなかっただけなのですね。
学校の英語の授業では、発音のしくみを学ぶ時間がほとんどありませんでした。
日本語にない音を、日本語の口の動きで出そうとしていたのですから、うまくいかなくて当然でしょう。
逆に言えば、音の出し方を知って練習すれば、大人でも発音は確実に変わります。
セブンシーズでも「大人でも発音は変わる」という考え方で、やり直し英語のレッスンに発音矯正を組み込んでいます。
文法と発音を切り離さず、一緒に学ぶからこそ、話せる英語につながっていくのです。
もちろん、ネイティブとまったく同じ発音を目指す必要はありません。
目標は「相手にストレスなく伝わる発音」であり、それは大人からでも十分に手が届きますよ。
では、発音が変わると他にどんな変化があるのでしょうか。
次の見出しで、リスニングとの関係を見ていきます。
発音が良くなるとリスニングも変わるのはなぜでしょうか?
結論として、自分で出せる音は聞き取れるようになるからです。
発音とリスニングは、別々のスキルではなく表裏一体なのですね。
たとえば、lとrの区別ができない人は、lightとrightを聞いても同じ音に聞こえてしまいます。
ところが、自分でlとrの舌の位置を使い分けて発音できるようになると、2つの音の違いが耳に入ってくるのです。
脳は「自分が知っている音」を手がかりに聞き取っているため、出せない音は聞き流してしまうと言われています。
日本語の「ア」で発音していた音が、英語ではいくつもの音に分かれていると知るだけで、聞こえ方は変わりますよ。
さらに、英語には音のつながりや、弱く発音される部分があります。
want toがwannaのように聞こえたり、get itがつながって一つの塊に聞こえたりする現象ですね。
発音練習でこうしたつながりを自分の口で再現すると、「速くて聞き取れない」と感じていた英語が急にほどけて聞こえてきます。
聞き取れる言葉が増えると、会話で返事をする余裕も生まれるでしょう。
「発音なんて通じればいい」と後回しにしていた方ほど、この変化には驚かれるようです。
リスニング教材を増やす前に、発音の練習に少し時間を使ってみる価値は十分にあります。
「聞く」と「話す」を別々に鍛えるより、口から入るほうが遠回りに見えて近道なのですね。
次の見出しでは、発音矯正の効果を特に感じやすい人の特徴についてお話しします。
恥ずかしくて話せない人ほど効果を感じやすいのはなぜでしょうか?
結論から言うと、話せない原因が発音への自信のなさにある場合、発音が整うだけで話す心理的なハードルが一気に下がるからです。
「自分の英語はカタカナっぽくて恥ずかしい」と感じている方は、とても多いですね。
単語も文法も分かっているのに、声に出す瞬間にためらってしまう。
これは英語力の問題ではなく、自分の発音に対する不安が原因になっています。
ところが、口の形と舌の位置を理解して「正しく出せている」と分かると、声を出すことへの抵抗が驚くほど減るのです。
「この音はこう出せばいい」という根拠があると、人前でも堂々と話せるようになります。
実は、発音矯正は「音を直す」以上に、「話す自信を取り戻す」効果が大きいのかもしれません。
特にマンツーマンのレッスンなら、他の受講生の目を気にせず、何度でも口の動きを確認できます。
日本人講師であれば、「日本語のこの音とどう違うか」を日本語で説明してもらえるので、理屈として納得しやすいでしょう。
外国人講師とのフリートークが続かなかった方も、発音から入り直すと「言えた」という小さな成功体験を積みやすくなります。
恥ずかしさは、練習を避ける理由ではなく、発音矯正の効果を最も感じやすいサインだと考えてみてください。
「声に出すのが怖い」という気持ちこそ、発音から整えるべき理由なのです。
では、具体的にどんな練習をすればよいのでしょうか。
次の見出しで、自宅でできる方法を紹介します。
自宅でできる発音練習法は?
おすすめは、「口の動きを見る」「自分の声を聞く」「短い文で繰り返す」の3つを組み合わせることです。
特別な機材は必要なく、鏡とスマホがあれば今日から始められますよ。
それぞれ、やり方を見ていきましょう。
鏡の前で口の形と舌の位置を確認する
まずは鏡の前で、ひとつの音に絞って口の動きを確認します。
たとえばthなら、舌先を上下の歯の間に軽く挟んで息を出す。fとvなら、上の歯を下唇に軽く当てる、といった具合です。
日本語にはない動きなので、最初は大げさなくらいに動かすのがコツですね。
慣れてきたら、think、thank you、very、fiveなど、その音を含む単語を10回ずつ言ってみましょう。
スマホで録音して自分の声を聞く
自分の発音は、話している最中には分かりにくいものです。
短い文を録音して聞き返すと、「思ったよりカタカナっぽい」「rが弱い」といった気づきが得られます。
お手本の音声と交互に聞き比べると、違いがはっきりしますね。
最初は聞き返すのが恥ずかしいかもしれませんが、これが一番の近道です。
短い文をお手本に合わせて繰り返す
単語の発音ができたら、短い文をお手本の音声に重ねて言う練習に進みます。
Can I get a coffee? のような日常で使う一文を、音のつながりごとまねしてみてください。
一文を30回繰り返すと、口が自然にその動きを覚えていきます。
1日10分でも、毎日続けることが大切ですね。
一人で練習していると、「本当に合っているのか」が分からなくなることもあるでしょう。
そんなときは、口の動きを見て直してくれる講師の存在が心強いものです。
セブンシーズのオンラインで完結やり直し英語では、日本人講師がマンツーマンで、文法と一緒に発音矯正もレッスンに組み込んでいます。
最後に、この記事の要点をまとめます。
まとめ
今回は、大人の発音矯正の効果と、発音が変わる理由、自宅でできる練習法についてまとめました。
この記事の要点
- 大人は口の形と舌の位置を理屈で理解できるので、発音は年齢に関係なく変わる
- 自分で出せる音は聞き取れるようになり、リスニングにも効果が広がる
- 鏡・録音・短い文の繰り返しで、自宅でも発音練習は始められる
発音に自信が持てると、英語を声に出すことが怖くなくなり、会話そのものが楽しくなっていきます。
学校英語でつまずいた方向けに、日本人講師がマンツーマンで教えるオンラインの体験レッスンも行っています。
気になる方はお問い合わせから、お気軽にご相談ください。



